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私と着物

<大好きな着物>

OL時代に着付けを習いはじめ、早や4年。始めた当初は残業も多く、教室をお休みすることもしばしばありました。でも、先生がいい方で補講をしてくださり、みんなに遅れをとらずに、なんとか続けてきました。
着付けを習い始めたきっかけ・・・それは母にあるのだと思います。母が着物好きで、私のお宮参りや、七五三、入学式、卒業式、授業参観、ことある事に着物を着ていて、アルバムには素敵な写真が沢山残っています。授業参観では、友達に「綺麗なお母さんだね」と言われ、自慢の母でした。私も母親になり、母が私にしてくれたように、子供の行事には着物を着たい、七五三や成人式などは、私が娘に着付けたいと思っています。(育児が落ち着いたら、普段から着物を着たいと思っている)

結婚する時に、母から着物30枚以上を譲り受けました。すべて正絹の着物で、買ったらかなり高いものばかり。家紋入りの桐たんすを購入し、毎年虫干しをしています。着物は手入れが大変で、洗い張りをお願いしても、洋服のクリーニング代とは比較にならないほど高い。でも、着物って代々受け継ぐことができる素晴らしいもの。母から譲り受けた着物も、いつかユメが着る時が来るでしょうし、ユメの娘?またはお嫁さん?が着ることもあるでしょう。。。そう思うと綺麗にきて、お手入れもきちんとしておこうと思います。


<着付け教室>

着付けの看板・国際ライセンスも取得し、一人前?になり、15分あれば着られるようになりました。授業が始まると、まずはじめに先生のご挨拶があります。大体、季節のお話が多いのですが、正座をしてお話を聞くと、なんだかとても落ち着くのです。普段、忙しくて、なかなかホッとすることってないですよね?でも、そのちょっとした時間で心がスーっとなるような感じがします。「そうだ、京都行こう」のCMで、お寺の庭園で正座をし、お茶をいただいているシーンがあります。きっと和を感じて気持ちが落ちつくのでしょう。それと同じ感覚です。

授業内容は、自分で着るものもあれば、人に着付けたり、マナーや歩き方もあります。帯結びが綺麗にできあがった時はとても嬉しいものです。

着付け教室に通っていたおかげで、サッカーワールドカップ2002年の開会式にも着物で出場できましたし、独身時代、ブライダルフェアーの花嫁モデルとして、高価な白無垢・色内掛けを着ることもできました。花嫁モデルは主人も見にきたのですが、知らない男性(新郎役)と歩いている場面には、やきもちでイライラしたそうです(笑)

着付けの先生はいい方ばかりで、着物センスがすばらしいのは勿論のことですが、今は育児の先輩として、良きアドバイスもいただいています。
着付け教室を通じて尊敬できるお友達もできました。私の財産です!
妊娠してつわり時期はお休みしていましたが、出産後二ヶ月から再開し、ユメを連れて頑張っています。着物は奥が深く、知れば知るほど楽しいです。


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